果たして私の更年期症状(仮)と同じような憂いを抱えている人はいるのだろうか

私の更年期症状2021年バージョン


手首から先が腫れる・足首から先が腫れる・手のひらが赤くなる・足首から先が赤くなる・手首が痛い・手の骨が痛い・足の甲が痛い・足の指が痛い・肘が痛い・昼1時30分くらいから微熱が出る・夜9時くらいから身体が熱っぽくなる・口が乾く・喉の奥が乾く・鼻の穴が乾く・目が乾く・たまに突然疲れる・体が痒い・顔が痒い・左肩だけ尋常じゃない肩こり・朝起きる時に身体がこわばる・動悸がして眠れない・一度にたくさんの事を記憶できなくなった



果たして上記の症状すべて更年期症状になるのだろうか。もしくは更年期症状(一部除く)となるのであろうか。とりあえず見目麗しの50代更年期なので、しっかりした理由が見当たらないのは独断で更年期症状というコトにしているけど、どこぞの製薬会社のサイトや、更年期世代が光り輝くの雑誌の特集などに掲げられているような更年期症状にカポッとはまり込む気がしない。



だからブログのタイトルも更年期症状(仮)なのだけれどさ。



2020年の 9月?10月?そのあたりから俄然暗雲立ち込めるようになった更年期ど真ん中の身体。なんだろう・・・子宮筋腫の手術を終えた直後のあの「更年期障害なんか来るわけない」と訳の分からない自信に満ち溢れていたあの私の身体は。



気が付けば微妙な微熱が昼ご飯を食べた後くらいから出てきだし、夜8時に差し掛かるくらいのタイミングで平熱に戻るという摩訶不思議な事を繰り返しだした。ずーっと微熱が続くわけではない。上がったり下がったり。どうもなかったりどうかあるように感じたり・・。熱が上がった時に骨や関節に違和感を感じたり、骨や関節が痛いとはっきりわかるのに平熱だったり・・。これは更年期だから?やっぱりこれは更年期症状じゃないかもと、グルグルの負のスパイラル的道筋を辿っていく。



今コロナ禍だぞ。熱って怖いんだぞ。自分に更年期症状が出ていなかった頃、友人が「更年期症状が新型コロナの症状と被って沼」と言っていた。今その気持ち、思う存分私も体験している最中。それでもまだ最初の頃は夜が来ると微熱は平熱に戻っていたから、少し気持ちに収まりがついていた。



それが最近は夜9時くらいから「うっすらした熱っぽさ」に見舞われるという現象にアタックされている。更年期症状は足し算と掛け算。足し算などではない。もう更年期ど真ん中はカオスとしか言いようがない。





最近、毎晩この感じに気持ちがやられる。本当はしかるべき病院で「アナタの症状はすべて更年期にまつわるものです」と太鼓判を押してもらえるとすべて丸く収まるのだけれど、とりあえず2~3件流れてみた病院ではどこでも答えが出ずに宙ぶらりん。



なんせ日本のどこかの片田舎で生きているので、開業医に細かいカテゴライズなんかない。単純明快、内科・外科の分別にプラスα程度。Twitterの中の人達は「今日は漢方内科」「明日は不定愁訴外来へ」などと羨ましいセリフを言いながら過ごしているけど、私が暮らしている街で漢方内科も不定愁訴外来も聞いたことがない。都会の暮らしは性に合わないけど、自分に更年期が訪れたら都会暮らしが楽チンかな・・と思い始めた。でも私はこの街で暮らさなきゃなのね。



だから行ける範囲の中で病院を探すしかない。飛行機や新幹線に飛び乗るわけにはいかない。



そしてこの憂いの時間。飼い主のココロ犬知らず、みたいな状況で寝ている犬とふたりきり。まだひとりポツンとじゃないだけマシかなー・・と思いながらふと犬に目を向けると、私の枕に頭を置いて私のように寝ていた。飼い主は更年期症状で悶えているんですよ、わかってますか?



トイプードル
枕がよれよれなので数日前の時の寝顔を見てもらおう


 

教科書通りのお手本的更年期症状や障害が出てくるのも本当に苦労するけど、同年代からクエスチョンを頂く症状もこれまた辛し。厄介なのは後者のほうが産婦人科から手を離されるという事。ホルモンパッチでどうにもならなかった私は、婦人科では需要ないみたい。目線を逸らされながら、やんわりと整形外科や膠原病内科を勧められた。



とりあえずビール的感覚で、とりあえず近所のちっちゃい一般内科に膠原病の検査をお願いしに行く。この時手が腫れたり骨がなんとなくおかしいぞと思っていたので(膠原病とは言われたくないものの)とりあえずビールな検査結果で「あれ?なんかおかしいかも」と首をひねられる箇所があり「keme.さん!大きな病院でDEEPな検査を!!」と言われることを期待して、あんな事とかこんな事とかされる気満々だった。



というか、この身体の感じならぜったいなんかある!と変な自信がみなぎっていて、本当は膠原病と診断されない方が良いのだけれど、それでもいいから「なんか病名をつけて欲しい」気持ちでいっぱいなのよ。去年末から今この瞬間も。でも結果は異常なし。膠原病の検査をとお願いして採ってもらった血は異常なし。



間接蛍光抗体法(膠原病の診断を進める際の最も基本的なスクリーニング検査)で異常なし。炎症反応もなし。喜ぶべきことを喜べなかった。「keme.さん!大きな病院でDEEPな検査を!!」が夢のまた夢・・。



さてどうするか



次は整形外科で全身の骨をレントゲン撮影してほしいという願いが強まった私。siriに晴れの日を聞いていく事にしよう。きっと何ともないのだろうけどね。



ちなみに甲状腺の検査も問題なし。健康な(脂質異常症は除く)身体なのにこんなにもあちこちからミシミシガタガタ言うなんて・・。



更年期は悩ましい。多数が納得し辛い更年期症状を抱えてさまよっている人、他にいませんか?傷舐めあう事をする気はないけど、せめてひとりじゃないんだと少しだけホッとしたい。



もしくは語彙力ある医者に私の身体が今どんな感じか述べてもらいたい。



そして今も熱っぽい身体のわきの下は36.4℃。私のベッドで爆睡している犬を横目に納得いかない身体で夜を過ごす。そろそろ寝ようかな・・寝れるかな。不思議な身体は目が閉じないでいる。



viva 更年期

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