子宮筋腫の手術日決定(重厚感のない決まり方)

2019年10月/健康診断で子宮筋腫が見つかる ⇒ 2019年11月/紹介状を握りしめて大きな病院へ ⇒ 2019年12月/MRI検査でより正確に子宮筋腫を知り他からの出血点探しその①(胃カメラ)⇒ 2020年1月/他からの出血点探しその②(大腸カメラ) ⇒ 鉄剤の効果を知るためのヘモグロビン値測定


あっちこっち寄り道しながら、ゴールたる子宮筋腫摘出手術へやっとこさ近づいた感じです。健康診断から3か月。私にとっては山あり谷あり。子宮筋腫以外の出血点を探すだけのはずがヘリコバクターピロリ菌に遭遇し、大学のサークルの先輩にいたら嬉しい若手俳優チックなメンズナースに便の色を確認されるという激震ものの事態に遭遇しながら迎えた今日。


7センチのはずだった子宮筋腫が8センチ超になった事は謎のままだけど、7.3まで下がってしまったヘモグロビン値は2020年1月時点で13.8に跳ね上がりましたよ!「これでいつ手術をしても大丈夫」と虹の柄の靴下先生から言われました。



おめでとう
よっしゃぁぁ!


2月でも3月でも4月でも私の好きなところで予定を立てていいよと言う虹の柄の靴下先生。手術の予定を書き込むノートを嬉しそうに取り出してきました。私は本日3分診察をしてもらい、また1か月分の鉄剤を処方されてとっとと帰る予定にしていたんですけど。リュープロレリン注射をされないように話を逸らす準備はしてきましたが、今日手術の予約を入れるだなんて予想だにしておりませんでした。


そんな患者のココロ医者知らずな感じで、虹の柄の靴下先生はキャピキャピしながらあーでもないこーでもないと、予約どうしましょうと喋りまくっていた。今から(1月)だと2月はちょっと急ぎ過ぎですかねー♪3月にします?♪4月はまだぜんぜん予約入ってないから好きな日に手術できますよぉ♪


医療ドラマの見過ぎのためか、手術を重々しくイメージしている私と虹の柄の靴下先生との間に乖離が生じている。今決めなければならないのだろうか・・とりあえずこの時点では「手術をしようと思う」とか「手術するかもしれない場合があるかも」とか誰にも話していなかったので、手術の日程を決める判断は家に持ち帰りたのですが。私の手術や入院にかかわる家族のスケジュールを全く把握していないんですよ。自分だけの都合で決められないんです。両親のお世話とかワンちゃんのお世話とかあるんです。他との兼ね合いもあるんです。私の人生、子宮筋腫の手術だけではない。


でもなんとなーく「今決めるよね?」的な何かを感じてしまい「4月にします」と告げてしまったココロ弱い私。医療ドラマでは「ご家族の方とよく相談して・・・」のシーンのはずだと思うけど、そんな雰囲気は一切なく「わかりましたぁ♡」と先ほど出してきたノートに印をつけていた。先生は私とごはん食べに行く予定を書き込むかの如く「ココですね♡」と私の手術日を書き込んでいた。先生、私はその日全身麻酔で腹を切るんですよ。わかっていますか?


私の手術の予約は、ホットペッパービューティー級の「私にピッタリの手術日が簡単に見つかる」みたいな感じで完了させられた気がしました。手術がどのようなもので術後の身体がどのような立ち直り方をするか説明なく「ココですね♡」となりました。私以外の子宮筋腫手術体験者の皆様もそうなのでしょうか。読み漁ったブログの内容は、もう少し濃い内容だったような気がするなぁ・・。


この瞬間に虹の柄の靴下先生はホットペッパービューティー先生と化しました。もう先生がホットペッパービューティーのアプリにしか見えません。まあ対応の加減からあまり神経質になる病気(子宮筋腫は病気といってよいのかしら)ではなさそうと胸をなでおろした半面、もう少し真面目くさった感じで進行してほしかったと思ったり。いやはや何ともめんどくさい私。



ビューティー
なんかこんな感じっぽかった



家族の手術を経験したことがあるので手術当日に付き添いがいる事は知っています。だけど、付き添い候補者に何の報告もお伺いも立てずに手術日を決めてしまったので、当日スケジュールを合わせてもらえるかどうかが不安です。


そんな私の不安に気づいていないホットペッパービューティー先生は、4月に決まった手術に喜び、数値は正常化していたものの「念のためにあと1か月♡」と鉄剤を処方してくれました。もうリュープロレリン注射云々の話は消え去っていた。もしこのタイミングでも微妙な数値のヘモグロビンだったら、リュープロレリン注射を打たれる覚悟をジワッとしておかなければならなかったかもしれなかったですね。免れてよかったよかった。ネットでは「治療費高っっ!」と目にしたリュープロレリン注射を打たずに先に進めます。


2019年11月から飲み始めた鉄剤ともあと1か月でお別れ。鉄分のせいで恐ろしく真っ黒になった便に慄いたけど、鉄分が体中に染み渡ったら「これって全部鉄不足のせいだったんだー」の症状がいろいろと消え去ってくれて嬉しかった。(その話はまたあとにでもゆっくりと)不本意な手術日の決め方でも日程が決まりました。これから先は手術に向かって術前検査の儀を待つ身に変身。さあ頑張れ私。


じゃあまた来月ですね♡と笑顔で見送ってくれた虹の柄の靴下先生改めホットペッパービューティー先生。まさかのこれで見納め&お別れ。翌月はあっと驚く別人が。なかなかスムーズに進まない私の道のり。2019年10月に発覚した子宮筋腫は2020年の4月に無くなることが決定しました。もう貧血治ったし、手術日も決まったし、今度こそ予定通りにパパッとやれるぜ!と意気込んで帰宅した4日後、変な動悸に襲われました。執刀医の顔が引きつるほどの変な動悸。色々出ますよ50代。



ゴールは見えたけど道が険しくなった感じ。色んな所にぶち当たりながら青あざ作って進んでます。


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