いざ早朝大腸カメラ決行の時

 2020年1月


結果から言うと

他人さまより長い腸を持っていた

指摘されたのは唯一それだけ

これで子宮筋腫に集中できる



どういう理由で辿りついたにせよ、これからの自分の年齢と身体には大腸検査は大切だという事を実感しました。子宮筋腫ができた事については予想外かつちょっとだけ凹みましたが、自分の身体を労わる意識付けを私にさせるために出来たんだと考えれば、それなりに感謝の意を表さなければいけないかなー、、と思っています。




ありがとう
ありがとう子宮筋腫



さて早朝の大腸カメラ待合室。メンズナースが嬉々として私を検査室に誘おうとしている。これがデートだったなら・・・これが食事の誘いなら・・・ウキウキしながらついていくけど、行き着く先は検査室。そして検査着。お尻の穴からカメラを挿入するので、お尻部分が「カパッ」と開くように出来ているズボンをはいてます。そんないで立ちの私を誘うメンズナース。


「オッケー!検査できます」と言われても、まだお腹グルグル言ってるんですけどー。トイレに行きたいんですけどーとダダをこねたら一度は許してもらえた。準備があるから検査台にさっさと乗るように指示されたけど、まだちょっと不安なお腹のグルグル。


胃カメラと違って、大腸検査ではステンレスの検査台に乗せられるんですよ。身体、冷えるんですけど。人体というものは冷えるとトイレに行きたくなるんですよ。習いませんでした?看護学校で。そしてやっぱり冷たいステンレスのせいでまたトイレに駆け込みたくなる。ほらね。思った通り。だから伝えた。トイレに行きたいと。


ダメです

行かなくていいです


イカナクテイイデス??


鎮静剤を打ったらトイレに行きたい気持ちは消えます。カメラが入ったら出なくなります。そう淡々と答えながら、注射針を刺す箇所を探すメンズナース。ヒステリックに叫びたい「お前は俺じゃないだろう」と・・・。でも叫ばなくてよかった。メンズナースが言う通り、鎮静剤が身体の中を駆け巡ったらその気が失せた。


「わー!ふわふわしてるぅ♡」と横たわっていたら、背後に人の気配。先生とメンズナースの視線。嗚呼・・キミも私のおしりを直にみるんだね・・・・・。そう思うとふわふわ感が少し薄れた。覚醒力の高いメンズナースの存在感。



早く検査を始めて終わらせて・・・・



じゃあ始めまーす!の掛け声とともにモニターに映しだされた私のおしりの穴。メンズナース同様、高い覚醒力を持つ身体の一部。大腸検査は、自分のおしりの穴をモニターいっぱいの大きさに拡大されて突き付けられるという体験も出来てしまいます。しっかりした意識に戻ったので、胃の検査と違ってしっかりとリアルタイムで自分の腸壁を確認することができました。たぶんこのピンク色具合なら、健康の太鼓判を押してもらえるような気がする。


予想通り腸は健康。異常なし。ただし長い腸を持っていると告げられました。ひとより長い腸を持っているとどうなるんだろうか。そこまでは教えてくれなかったけど、出血もポリープも炎症も何もないと褒められたのでいい気分です。


これで準備が整った。私のメインイベント「子宮筋腫」とやっとDEEPに向き合える時が来ました。健康体を手に入れるのって簡単にはいかないものですね。「これは違う・ここは心配しなくていい・こっちも異常なし」と、ひとつひとつ不安材料を潰していかなければならないのは少し面倒でしたが、安全と安心を確実に手に入れながら健康を積み上げていく事が大事なんだと知らされました。


暗いうちからお腹をグルグルいわせて病院に向かったのは辛かったけど、帰宅して時計を見たら10時少し前。ホントだ!凄い得した気分。だからと言って、また来年早朝検査を受けるかと問われたら「うーん・・・・・・・」と唸るだけで答え出ませんが。


とりあえず、他からの出血点は見当たらず。いよいよ子宮筋腫の手術に挑める状態(貧血が治れば)が整いました。ポンと行ってパッと切ってササッと帰ってくるつもりの子宮筋腫摘出手術は、思った以上に長い道のりになってしまった。


50代って大変な生き物だなーとブツブツ思いながら帰宅。ただいまといった途端、空腹と眠気が同時に襲ってきた。



中華まんとベッド。どっちが先かしら・・。


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