久しぶりに受ける健康診断では思いもよらない事しか待ち受けていないという現実


2019年10月

身長

体重

胸部レントゲン

血液検査

胃バリウム検査

乳がん検査

子宮頸がん検査

便潜血


ここまでの検査は超絶に久しぶりな私。凄まじく基本のきの字な検査が約5年ぶりですって。いやぁお恥ずかしい限りです。かかりつけ医を持たず「病院へ行ってきます」が示すその先は、人生折り返し地点に佇んでいる真っ最中にもかかわらず、歯科と耳鼻科(たまに皮膚科も)のみとなっておりました。40代半ばから自分の内側と対話する事から逃げ、表面磨きしかしていなかった私。表面磨きと言えば聞こえが良いですが、ようは遊び惚けていただけの事。気持の中では健康体だったので、半径5キロ圏内の知り合いには「めっちゃ健康体♡」と言いふらしていました。でも、健康面に関しては嘘ぶっこいてた事が、50代突入と共に判明してしまった。


どうやって40代を健やかに過ごしていたのだろうとクエスチョンしかございません。ただただ、運のよい綱渡りをしていたのでしょうね。非常にお粗末な期間を送っていたんです。ホルモンに支配されている身体をもつ「性別:女性」の私達は、閉経前の時間を大切にしないとだめなんですよ。でもそれがしっかりと理解できるのは閉経してから。まあ、今更その行動を振り返っても仕方ないんですけどね。




健康診断



50代突入記念にと、前回の健康診断から約5年の歳月を経て挑んだ健康診断で、思いもよらない貧血と子宮筋腫が見つかってしまったわけです。定期検診を一切していなかったので、いきなり「ヤバいカラダになっているぞ」と、宣告されるパターンで自分の現状を言い渡されました。今の健康状態を診断してもらうだけ・・と向かった病院で、「ここもダメ」「あそこもダメ」と、初対面の先生にダメ出しを食らう。若かりし頃の健康体が過去のものと化し、更年期に突入中の劣化した中年女という現実を、目の前に突き付けられて撃沈しました。



嗚呼健康診断のハードパンチときたら・・・



子宮筋腫にしても貧血にしても、わりと自覚無しに行った検査で見つかる事多々あるようだけど、自分がそうなるなんて思ってもみなかった2020年の秋。年代の節目にいっちょやっときますかの健康診断が、まさか子宮と卵巣全摘出にまで及ぶ手術に発展しようとは・・・。2019年10月時点では想像もしておりませんでした。


血中脂質と血糖の値にお灸を据えられ、貧血の数値に悲鳴をあげられ、そして大きな子宮筋腫に歓喜の声をあげた健診担当の医師から「大きな病院で再検査よっ!」と告げられました。女性の参考値/12.1~15.9(医療機関により多少のズレはあるかも)のヘモグロビン値が7.6。「おっきいもーん♡(先生談)」と称された子宮筋腫は7センチ。いずれも一度しっかりと検査するようにと言われ、総合的に診てもらえる大きな病院へ行く道筋をつけてもらう。


50代に昇格したので、何も言われず「ハイ異常なし」と帰されるとは思ってなかったけど、子宮筋腫と貧血はノーマークだったのでなんとなくショックを隠せない。子宮筋腫も貧血も共に自覚無し。子宮筋腫に関しては基礎知識ゼロに近かった。知識不足の部分が異常だと言われてしまうと、どうしてよいものか身動き取れずですよ。あれだけ苦しかったバリウム検査も、ツッコミを入れたかった身長の計測も(2㎝縮んでた)、すべてどこかへ飛んでしまってました。



どうもないの?ホントに?

どうもないの?ホントに?

どうもないの?ホントに?



結構派手な子宮筋腫を持っているであろう私が、そこに関してはケロッとしていたので、立て続けに3回言われたかな・・。お医者さんなので社交辞令的にではなく医学的に心配して聞いてくれているはずだと思うのだけれど、少々鬱陶しかった。でも、その医者の反応からするに、私の腹部はちょっと異常だったのでしょうね。でも、本当に何ともなかった。痛みとか月経不順とかもなかったんですよ。


八方塞がれた感じ満載の「要精密検査」という言葉を、軽いテイストで受けた健康診断で言い渡されるというハプニング。ここ数年を振り返ってみても、出血がひどくて困ったとか痛くなったことすらないんですよ私。自律神経がちょっとだけバーストした30代前半は別として、年を重ねるにつれ生理についてはどんどん絶好調になっていった優等生ですよ私・・・と思いながらも、まだこの時点では恥ずかしながら、子宮筋腫が何たるかよくわかっていなかった。


ここから私に色んなことが降りかかる。本当に50代の身体って嫌なくらいに何か出てくる。子宮筋腫と貧血で、なんか重々しく50代が始まろうとしてるけど、50m短距離走レベルの短期戦的スタート&ゴールで、また元通りの生活に戻るんだろうなと考えていたら、障害物競走並みに、色んな仕掛けが目の前に現れてきてゴールのテープが見えなくなりました。更に年を取るという期間に入ると、想像のはるか上をいく事態に見舞われます。


50代以降のカラダは漠然としていちゃダメなんだと痛感させられている今日この頃。健康診断に行き渋っている人、自分を見てみないふりをしている人がこのブログを覗いてしまったのなら、自分で自分に鞭打つ時がきたと捉えて欲しいと願ってやみません。



さあ検査に行こう!採血しよう!自分の中身の可視化ですからね、健康診断は。


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