10月は”更年期症状に悩める月間”で終わる

【私の更年期症状年表】


寝汗(ピークは47歳頃)

激痛を伴う肩こり(49歳)

元々鳴っていた耳鳴りが悪化

ドライマウス

めまい

五十肩

手首の痛み

毛髪と皮膚の異常な乾燥

全身の痒み

(すべて2020年7月に出現)

ばね指(左手小指)

両手のこわばり(起床時)

(2020年8月出現)

左手豆状骨部分に腫れ

両手両足の腫れ(常時ではない)

37度の微熱(たまに)

手の甲と足の指に痛み(常時ではない)




このところ、更年期からくるものだと思われる手足の痛みと腫れで悶々としております。なんで年を重ねていくに連れ、ヘヴィメタルな感じで体力と気力をすり減らさなけらばならないのでしょうか。


若かりし頃の脳内。まだ「更年期」が「こーねんき」という中年の人のための響きでしかなかった頃、白髪と老眼だけが「こーねんき」だと思っていました。そこから「こーねんき」を「更年期」と漢字で書けるようになったタイミングで、オンナが年を取るという事は何だかいろいろヤバそうだぞ・・とわかり始めてきたんです。


この更年期の正体を目の当たりにするのは、まず家族(主に母親)の体調変化で体験する事が多いと思われます。ですが私は母が更年期障害に悩まされるところを見た事がなかったので、更年期と漢字で書けるまでには成長したけど、実際に更年期症状や更年期障害なるものがどんなモンかを事前確認できる機会がなかったんです。


だってうちの母には更年期がなかったの・・・


ちがうか。「更年期症状がでなかった」が正解ですね。本人も「100パーなかった」というくらいに更年期を快適に過ごしていたらしいので、娘の私は母の症状で更年期障害という悩ましいヤツを疑似体験したり学習する事ができませんでした。なので、白髪が増えたり老眼になったりする事や、しわやたるみが出てきたりする事を「更年期症状」と捉え違いをして大きくなってしまっていたんです。


今、それが大いなる間違いだという事を全身全霊で感じています・・


子宮筋腫の手術をする時に「卵巣も摘出するのでもしかしたら更年期障害がドバっとね・・」みたいな話を婦人科の先生から聞かされていたのですが、更年期症状が一切出なかった母親のDNAに期待していた私は変な自信で満ち溢れてました。それはそれはものすごーく甘い考えで手術に挑みました。私は母の子。更年期障害にまみれる事はないとキラキラしてました。普段、凄まじいネガティブ体質なのに、この時だけはスーパーポジティブ爆発させてました。甘い。甘すぎた。


それはとんでもない薄ら笑いをしながらある日突然やって来た。術後1か月検診(5月)の時はまだ何ともなかったので「更年期障害?そんなものきてませーん♪」と、どや顔で主治医に報告し、「ホルモンパッチ?そんなものいりませーん♪」と声高らかに断って帰宅しました。そして検診から3か月が過ぎようとした時、その答えは間違いだったという事に気が付かされました。更年期という期間に佇んでいるうちは適度なファイティングポーズが必要です。言い直せるならそう言い直したいと思います・・・。8月あたりから、おかしな方向に向かっている自分に不安感しかない。







で、そこから「更年期症状」と「更年期障害」でネットの森をさまよっているうちに、実は更年期症状出てたじゃぁぁんと気が付かされました。閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間が「更年期」ならば、そして「これらが更年期症状です」と書かれてある症状を確認したならば、閉経前の5年間でちょこちょこ更年期症状を発生させておりました。



寒くても寝汗をかきまくってパジャマの襟元が尋常じゃないくらい湿っている・もちろんお布団も湿っている・枕だって湿らせる ← これ更年期症状(血管運動神経症状)


何か月かに一度、悪霊に取りつかれたように左肩だけ硬くなって痛くなる ← これも更年期症状(運動器官系の症状)



何故だか40代だった頃の私は、尋常じゃない発汗も悪霊が降臨したような肩こりも、それが更年期症状だとは考えもしませんでした。自分の母親が更年期ゼロだったので自分もそうなるはずだと信じ込み、更年期症状何たるかを調べる事がなかったんですよ。50代が薄っすら見えてきだした時、だるいとかやる気が出ないのが更年期症状であり、ホットフラッシュだけが更年期障害だと覚えこみ、そのまま道を突き進んでしまって「自分は別物」と勘違いしてしまってました。


貧血の症状とおんなじで、素晴らしき誤変換と鈍感力で更年期症状を見逃していた私。40代に出ていた寝汗も肩こりも「気温にそぐわない布団にくるまっているからだ」と訳の分からない理由で着地したり、「パソコンデスクの椅子がおかしい」と物にいちゃもんつけてみたりと的外れ。というかあんぽんたんレベル。今現在、寝汗も肩こりも症状として出ていませんが、入れ替わりに本格的と言っていいくらいの更年期症状(一部更年期障害)が出てしまっている2020年10月の終わりの自分を書き残してます。


「更年期症状がねー・・・」とライトな感じで語るには納得いかず、だからと言って「更年期障害がぁぁぁぁぁ!」と悲鳴をあげるのもどうだろうなーという所で今もがいている最中です。だけど一部「違和感」でおさまっていた何かが「痛み」に変化しつつあるので、こりゃ困ったぞと秋の夜長に憂いております。友人からの口コミも皆無。周りはホットフラッシュ派が多数を占め、私のように「手が痛い・手が腫れる」派閥がいないので、なかなか更年期障害認定してもらえない。更年期にもヒエラルキーが存在します。情報共有も共感もされません。のぼせもほてりも倦怠感も感じていない私は、更年期最下層とみなされているような気がします。


まあいいんですけどね・・。


いまのこの悩みの種が更年期か否かの判別をしなきゃいけないので、11月は病院通いです。子宮筋腫発覚から1年後、こんなにも身体の事で振り回される毎日になるとは思わなかった。このままこの身体の状態をキープしたまんまだと、日本人としての努め「年末大掃除」が末恐ろしい事になりそうなので、明日からぼちぼちっと頑張りますかね。



それでも紅白歌合戦までに今年の汚れが今年の内に片付くかしらと不安でなりませんが・・。


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